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法ノ宮の教え

 

 



開闢経 かいびゃくきょう

我、つらつら思うに、生命の心とは、幾百億年かなたより幾百億年のかなた、
無限なるこの宇宙、生命の行く先とは、生命を生かす心、すなわち生命を育む心、
全ての星の心、星々の心の目的、すなわち超越心、地球の心である。

生命を育む心、生命を生かす心、
幾百億年無限なる輪廻をくり返しながら生命を超越し魂を広大し、また魂を超越し、
生命の広大をはかり、地球の心を会得なし、超越した心と超越した魂を作り出す。
永遠に、永遠なる時の流れを作り出し、永遠なる宇宙を生み出し地球を作り出す。
生命の超越心を作らんがために、悟らんがために生命を生み出す。

育ませる生命を作らんがために。輪廻を繰り返しながら、なんと広大なる繰り返しであろうか。
神の心とは、佛を生み出す。永遠に。
仏の行き先は、地球の心、超越心、即ち如来の心である。
永遠にくり返す。
生死を超越しながら、生命もまた、生命を育む力となりて、超越心を行う、悟る過程である。
永遠の宇宙、永遠の生命、永遠の時の流れ、全て生命を生かすところにある。

生命を育む心を作るところにある。佛心を悟れ。地球の心を悟れ。
超越心になれ。生命は無限なり。
地球の心には、和の融合、生きる融合。
大宇宙にとっては、静かなる所、穏やかなる所。

何と空なる心と成り得る事か。
此れ全て、智慧と成る。
静かなりて智慧沸き、穏やかにして智慧生み出し、空にして智慧降り注ぐ。
これ全てが生き抜く力、生命を育む力と成り得るのである。

地球の心は、故に、生命を生み育てる心と成り得るのである。
すなわち如来心、佛の心と成り得るのである。
超越心を目的に生まれ死に、智慧を備えながら、宇宙に翔ばたくのである。
幾百億年と新たなる地球を造るが為に、地球に生まれんが為に、
広大なる神佛の大計画と大構造である。
よって、穏やかな心、静かなる心、空なる心を超越心と言うのである。
超越心を追い求め、智慧を授かりつつ、幾百万年と生み死に、輪廻を繰り返す。
佛心を求め、拝む。神心を求め、拝む。
そこに神佛の慈悲なる心が注がれ、経と成り得るのである。
智慧を求めたければ拝め。智慧を授かりたければ拝め。
経は無限の智慧である。
故に神佛は、時の流れと、生命の心の時に合わせて高き智慧の元、大智慧佛である如来を、
輪廻の時の流れに合わせて、智慧佛である佛を生まれさせ、如来の智慧を生命に教え、
高き智慧を、生命に生みつけるのである。
それが経である。
経を学べ。高き智慧者の弟子となれ。

永遠に学べ。地球神の心に近づく為に。
高き広い輝かしい世界を追い求め、生命よ。高き高き智慧となれ。
高き高き智慧となれた大生命の根源は、智慧の大生命の根源なり。